あけましておめでとうございます

久しぶりにまたブログをアップいたします

たびたび空いてしまい申し訳ありません（見ていてくれる人がいればですが）

去年建設をさせていただきました新築住宅で、すまい見える化住宅における耐震診断測定試験を行わせていただきました

住宅の性能において、重要な耐震・耐風性能について設計上の耐震等級３級及び耐風等級２級に準じる設計上の構造計算

が実際の住宅に反映をされているかどうか測定する試験を行いました

２階建ての在来軸組木造住宅です。

オーソドックスな木造軸組構造ですが

測定の結果、固有振動数数値

Ｘ方向　９．６４Ｈｚ

Ｙ方向　９．２８Ｈｚ

Ｘ方向・Ｙ方向とも非常に高い数値が計測され高い剛性がある住宅

という結果がでました

またＸ方向とＹ方向で、近い数値となっておりますので地震時において

ねじれが発生しにくい建物と判断されました

住宅の耐震・耐風性能を目に見える数値によって判断をしてまいります

新築住宅の外部足場が撤去されました

いつものことですが、足場が解体されると少しだけほっとします

台風や暴風で、足場が揺れてせっかくきれいに仕上がった外壁が傷がつく恐れがあるので

外壁検査及び手直しが完了したら、足場は早めに撤去することが大事です

今回の住宅は、ＢＯＸタイプの住宅です

シンプルな四角の形状と、ブラック色ガリバリウム鋼板の外装材が良く合っております

大工造作工事が完了致しました

リビングカウンターの造作が完了しました

まだウッドデッキ造作工事が残っていますが室内の大工造作

工事は完了です

窓枠は、パインフリー板を加工して施工

内部建具枠も、窓枠と同じパインフリー板を加工して施工しています

大工工事が完了しても、仕上げ工事に掛かってまいります

昔の住宅では、大工さんが仕上げる施工が多かったですが

現在は、大工工事後に仕上げ材を施工していくことが非常に

多くなっております

だからこそ、大工工事における下地の施工精度が仕上げに

影響します

大工工事が順調に進行してまいりました

今回は、天井と壁下地の石膏ボード貼り作業を紹介します

現在の住宅では、柱や梁を見せない大壁構造が主流となっています

大工工事でも、ボード貼り作業は枚数を多いし手間が掛かる作業です

現在の住宅建築では、石膏ボードは柱に直接貼っていきますが

そのためには、柱は乾燥がしっかりとされている認定材を使用しないと

クロスのひび割れ等の原因となってしまいます

柱に、直接ビス止めをすることで石膏ボードは順耐力壁という

構造的な耐震性を兼ね備えていきます

そのためには、ビスも耐震性能が保証されたビスを一定の間隔で

施工することが要求されますので、地道に大変な作業です

石膏ボードの仕上がりで、天井・壁のクロス仕上げも変わってきますので

下地段階といえども仕上がりをしっかりと確認していくことが大事に

なります

当社の住宅で、こだわり部分である窓枠・建具枠を御紹介いたします

通常、メーカー製の窓枠・建具枠を採用する工務店が多いですが

集成無垢材を加工して窓枠や建具枠を施工しています

そのため、現場にはいまどきの住宅現場では珍しく材木加工場を

設置しています

写真は、横になってしまいましたが窓枠を設置したところです

窓枠や建具枠は、実際住宅の居住空間の中で一番手が触れるところです

床と合わせて、手に触れ足に触る部分の建材には、無垢木材を使用する

ことで、質感の良い住宅になると考えます

特に当社は、外壁断熱材として羊毛断熱材を採用していますがこの断熱材は、湿気を吸湿して結露を起こしにくい断熱材ですが、最終的には水蒸気の形として外壁に水分を放出します。

そうすることで、冬は外壁内で結露を起こすことなくまた夏は室内の湿気を吸って、屋外に放出する2重の効果を狙っております

ただ単に良い素材だから使用するのではなく、他の建材と合わせた室内環境や、躯体の耐久性向上までも考えた建材として採用しております

箱型住宅では、外壁下地の防水層が非常に重要です

外壁材の隙間から侵入した雨水が、躯体内部に入らないようにするため

防水シートを住宅全面に貼っていきます

使用するシートは、世界的に定評のあるアメリカディポン社のタイベックシート

を採用しています

液体である水は通さずに、水蒸気は通し躯体の木材が自然と乾燥状態を維持して

くれる優れた建材です

屋根パラペット部分上部には、耐熱・防水層を兼ねたアスファルトルーフィングを

タイベックシートに重ねて施工します

仕上げ外壁の防水性能に、依存しない下地段階での防水性能を確保した施工を

心がけています

今月の初めに、新築上棟工事を行いました

晴天に恵まれ、順調に作業が進みました

構造軸組材は、柱は背割れ無し桧柱

梁は、米松ドライビームを採用しております

品質が保証された構造材です

大工さんが頑張ってくれたので、一日で大屋根野地板まで

無事に施工完了しました

住宅基礎コンクリート完成しました

木造住宅でも、基礎コンクリート部分は鉄筋コンクリート造と同じ品質の

強度で設計・監理をおこなった基礎が完成しました

アンカーボルト（Ｍ１２）・ホールダウン（Ｍ１６）

については、一つ一つ確認しながら施工しております

基礎床下空間は、断熱材を設置した基礎断熱工法の基礎と

なっております

一年を通じた床下空間の温度・湿度を一定に保ち

住宅の耐久にとって重要な土台を乾燥状態に保つ

基礎構造を採用しております

完成した住宅の床下空間の温度・湿度測定結果

測定は、２月に実施をしておりますが温度は１０度

湿度は、80％を一定を維持しております

湿度80％といっても、材木を通じて外気と呼吸をして

おりますので、密閉された空間ではなく温度・湿度とも

空調に頼らずに一定の状態に保つ仕組みをつくりあげております

基礎コンクリート立上り部のコンクリ打設工事の立会いをしてきました

基礎工事の作業ではアンカーボルトおよびホールダウン金物が設置される立上り

部分のコン打ちが一番重要です

今回の住宅は、基礎ベース面積は６０㎡ほどですがアンカーボルト９０本

ホールダウン金物１０本とかなり多くの金物を設置していきます

打設前に設置していきますが、コンクリートの流し込み時に動くことも

ありますので、コンクリート打設時には必ず立会いをします

基礎コンクリートの精度は、住宅の耐震性能・床の仕上げなど住宅の基本性能に

直結しておりますので、間違いのない工事監理が要求されます